部品調達の重要なインフラであるEDIシステムを三菱自動車がSaaSで運用、災害などの危機対応を強化する。クリティカルシステム向けインフラを採用して実現している。
三菱自動車は、自社の部品調達EDIシステムを、SaaS型のサービスに移行した。2011年8月から既に稼働しているという。移行は自社サプライチェーンの事業継続性を強化を目的としたもの。SaaSサービスを構築したTISが2012年3月7日に発表した。
システムの移行に際しては、従来使用していたEDIパッケージ「ACMS」をSaaSインフラに載せた「TIS EDI Ondemand Service by ACMS(T.EDI.O.S.)」を採用している。
ACMSはデータ・アプリケーションが提供するEDIパッケージ。1300社、4800サイト超への導入実績がある。
システム構築を受け持ったTISは、このACMSの各機能のSaaS化を進めている。また、企業向けのPaaS/IaaSサービスを提供しており、バックアップなどの危機対応環境も提供している。システムは東京と大阪のデータセンターで二重化する。企業・サービス間を含め、専用回線を介して接続する。
T.EDI.O.S.は、基幹システムと各種EDIプロトコルを接続するための「基幹システム連携機能」や基幹システムと各種EDIフォーマットの変換を行う「変換機能」、データ通信を行う「通信機能」のほか、「マスター登録機能」「状況照会機能」「状態変更機能」「エラー監視機能」「メール通報機能」も持つ。
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