ストレージ容量を無駄なく使いたい課題解決ナビ

大容量のストレージを導入しても、利用率が低ければ無駄な投資になる。ストレージ容量の利用率を高める具体的な方法を解説する。

2013年02月25日 08時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 ストレージの利用効率を向上させるのは難しい。あるサーバではストレージ容量が不足しているのに、別のサーバでは大量に余っているといった状況に直面している企業もあるだろう。数年先に保存が必要になるデータ量を予測し、あらかじめ巨大なストレージ容量を確保するにしても、想定通りにデータが増えなければ無駄な投資になる。

 既存のストレージ容量を効率的に利用したい――。こうしたニーズに応える技術が幾つか存在する。その概要を紹介しよう。

解決策1:ストレージ仮想化

 サーバ間でストレージ容量を動的に配分することで有効利用を実現するのが「ストレージ仮想化」だ。ストレージ仮想化は、複数のストレージを仮想的に統合し、1つの論理的なストレージプールを構築する。

 ストレージをサーバごとに分割して個別に管理していると、各サーバでストレージ容量に過不足が発生しても、互いに融通し合うのが難しい。ストレージ仮想化でストレージ容量をプール化し、未使用の部分を共用化することで、ストレージ容量を無駄なく利用できるようになる。

解決策2:シンプロビジョニング

 ストレージ仮想化でストレージをプール化したとしても、必要以上のストレージ容量をサーバに割り当ててしまっては無駄が生じる。こうした状況を解消する技術が「シンプロビジョニング」である。

 シンプロビジョニングは、サーバが利用する予定のストレージ容量を仮想的に割り当てる技術だ。実際に割り当てるのは書き込まれたデータの分だけなので、サーバ単位で発生する無駄がなくなりストレージの利用効率が向上する。割り当てるストレージ容量は必要に応じて増やすことができるので、データ量の推移が予測し難いシステムでも無駄に確保しておく必要がない。サーバを停止せずに、割り当てるストレージ容量を増やすことができるのも利点だ。

 それぞれの製品の詳細については、TechTargetジャパンの関連記事を参照いただきたい。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

鬯ョ�ォ�ス�エ�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ー鬯ッ�ィ�ス�セ�ス�ス�ス�ケ�ス�ス邵コ�、�つ€鬯ゥ蟷「�ス�「髫エ蜿門セ暦ソス�ス�ス�ク髯キ�エ�ス�・�ス�ス�ス�。鬯ゥ蟷「�ス�「�ス�ス�ス�ァ�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス�、鬯ゥ蟷「�ス�「髫エ荳サ�ス隶捺サゑスソ�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス鬯ゥ蟷「�ス�「髫エ雜」�ス�「�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス�シ鬯ゥ蟷「�ス�「髫エ荵暦ソス�ス�ス�ス�サ�ス�ス�ス�」�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス

製品資料 サイオステクノロジー株式会社

フリーアドレスのストレスを解消、快適なオフィス環境を作るツールとは?

フリーアドレスを導入したものの、新たな課題が生じた企業が少なくない。そこで導入が増えているのが座席管理システムだが、どのような点を重視すればよいのか。ITレビューサイトで高い評価を受けたシステムから、選定のポイントを探る。

事例 ServiceNow Japan合同会社

1年で顧客離脱率が20%低下、Lenovoは自社サービスの価値をどう高めたのか?

Lenovoでは、顧客デバイスのライフサイクル管理を支援するDevice as a Serviceを世界中に提供している。しかし、そのオペレーションは複雑であり、顧客エクスペリエンスを高めるために改善が必要だった。同社が採った改善策とは。

製品資料 ServiceNow Japan合同会社

災害や障害の発生時も業務中断を防ぐ、オペレーショナルレジリエンスの構築方法

昨今の企業は、自然災害やサイバー攻撃といった外的要因はもちろん、労働争議や技術障害といった内的要因など、多くの脅威にさらされている。これらによる業務の中断を予防しつつ、万が一中断が発生しても迅速に対応する、注目の手法とは?

製品資料 TDCソフト株式会社

企業の全体最適を実現、次世代プラットフォーム「ServiceNow」の特徴

多くの企業はさまざまなデジタルツールを導入しているが、これらの取り組みは「部分最適化」であるため、全体での情報共有がなされていない。そこで本資料では、企業の全体最適を実現する次世代プラットフォームを紹介する。

製品レビュー TDCソフト株式会社

セキュリティ対策もアジャイル開発も自動化&効率化、「ServiceNow」活用の秘訣

システムや業務をつなぎ、標準化・自動化を促進する管理基盤の「ServiceNow」。これにより、セキュリティ対策や、大規模アジャイル開発といった業務も自動化&効率化することができる。そのメリットや、使いこなすためのコツを解説する。

郢晏生ホヲ郢敖€郢晢スシ郢ァ�ウ郢晢スウ郢晢ソスホヲ郢晢ソスPR

From Informa TechTarget

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。

ストレージ容量を無駄なく使いたい:課題解決ナビ - TechTargetジャパン 経営とIT 隴�スー騾ケツ€髫ェ蛟�スコ�ス

TechTarget郢ァ�ク郢晢ス」郢昜サ」ホヲ 隴�スー騾ケツ€髫ェ蛟�スコ�ス

鬯ゥ蟷「�ス�「髫エ蜿門セ暦ソス�ス�ス�ク髯キ�エ�ス�・�ス�ス�ス�。鬯ゥ蟷「�ス�「�ス�ス�ス�ァ�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス�、鬯ゥ蟷「�ス�「髫エ荳サ�ス隶捺サゑスソ�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス鬯ゥ蟷「�ス�「髫エ雜」�ス�「�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス�シ鬯ゥ蟷「�ス�「髫エ荵暦ソス�ス�ス�ス�サ�ス�ス�ス�」�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス鬯ゥ蟷「�ス�「髫エ雜」�ス�「�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ゥ鬯ゥ蟷「�ス�「髫エ雜」�ス�「�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ウ鬯ゥ蟷「�ス�「�ス�ス�ス�ァ�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ュ鬯ゥ蟷「�ス�「髫エ雜」�ス�「�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ウ鬯ゥ蟷「�ス�「�ス�ス�ス�ァ�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ス�ー

2025/05/28 UPDATE

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...