【事例】ミサワホームはなぜ人事システムをクラウドに移したのか人事システム「COMPANY」をAWSで運用

システムを徐々に拡張し、最終的に1万人規模の人事情報を管理する。ミサワホームが考えるこのようなシステム構築にはクラウドの柔軟性が必須だった。注目を集める「ERP on AWS」の事例を紹介する。

2013年04月10日 08時00分 公開
[吉村哲樹]

 住宅メーカー大手のミサワホームは現在、全国に40社以上あるグループ企業のシステムを一元化するプロジェクトに取り組んでいる。その一環として、グループ内の人事システムをワークスアプリケーションズの「COMPANY 人事シリーズ」に統合、さらにはその稼働基盤としてアマゾン ウェブ サービスが提供するクラウドサービス「Amazon Web Services」(以下、AWS)を採用した(参考記事:【事例】「SAP on AWS」のメリットは? ケンコーコムの取り組みを見る)。

 大手グループ企業の基幹システムをクラウド基盤上で本格運用する事例は国内ではまだ数が少なく、今回のミサワホームの試みは各方面から高い注目を集めている。ミサワホームでは今回、何を目的に基幹システム基盤にAWSを採用し、どのようなビジネス効果を狙っているのか。同社 企画管理本部 情報システム部長の宮本眞一氏に話を聞いた。

人事システム一元化の基盤にクラウドを採用

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