「ソフトウェアスイート」の購入は時代遅れなのか?購入せず開発へ

ITのコンシューマライゼーションにより、企業はアプリケーション戦略の再考を余儀なくされている。求められるのは、ユーザビリティが高く、変化に対応しやすいアプリケーションだ。

2014年01月24日 08時00分 公開
[Colin Steele,TechTarget]

 2013年11月初旬にニューヨークで開催されたフォーラム「Consumerization of IT in the Enterprise(企業におけるITのコンシューマライゼーション)」(以下、CITE)のスピーカーと参加者は、「組織は大手ベンダーから一体形のソフトウェアを買うしかなく、従業員がそれを使うしかなかった日々は終わった」と、口をそろえる。今では、エンタープライズアプリケーションは、ユーザーのモバイルアプリからヒントを得て、幾つかの、しかし非常によくできたユーザーフレンドリーなインタフェースから実行できる機能のみを提供する形態にシフトしている。

 なぜか? 会社が支給したアプリケーションが期待に沿わなければ、従業員は代わりのアプリケーションを見つけられるからだ。

ITmedia マーケティング新着記事

news173.png

広告運用自動化ツール「Shirofune」がAmazon Adsに対応
ShirofuneがAmazon Adsの運用自動化機能をリリース。予算管理・入札最適化と成果分析、レ...

news157.png

若年層の4人に1人が自分の位置情報を共有する「位置シェアラー」――博報堂とLinQ共同調査
位置情報をシェアすることで生まれる新しいつながり「シン密圏」の実態に関する調査結果...

news125.jpg

「Gemini時代」のGoogleの広告ビジネスはどう変わる? ピチャイCEOが語ったこと
テック業界の巨人の第1四半期決算発表で議論の中心となったのは、生成AIおよび「YouTube ...