「ソフトウェアスイート」の購入は時代遅れなのか?購入せず開発へ

ITのコンシューマライゼーションにより、企業はアプリケーション戦略の再考を余儀なくされている。求められるのは、ユーザビリティが高く、変化に対応しやすいアプリケーションだ。

2014年01月24日 08時00分 公開
[Colin Steele,TechTarget]

 2013年11月初旬にニューヨークで開催されたフォーラム「Consumerization of IT in the Enterprise(企業におけるITのコンシューマライゼーション)」(以下、CITE)のスピーカーと参加者は、「組織は大手ベンダーから一体形のソフトウェアを買うしかなく、従業員がそれを使うしかなかった日々は終わった」と、口をそろえる。今では、エンタープライズアプリケーションは、ユーザーのモバイルアプリからヒントを得て、幾つかの、しかし非常によくできたユーザーフレンドリーなインタフェースから実行できる機能のみを提供する形態にシフトしている。

 なぜか? 会社が支給したアプリケーションが期待に沿わなければ、従業員は代わりのアプリケーションを見つけられるからだ。

会員登録(無料)が必要です

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

新着ホワイトペーパー

市場調査・トレンド AvePoint Japan株式会社

“営業秘密”の漏えいをどう防ぐ? 事前対策から対処方法まで解説

営業秘密が不正に持ち出されたり開示されたりしたら、深刻な被害を及ぼす可能性がある。本資料では、営業秘密の漏えいに関する現状から、発生した際の対処方法まで詳しく解説する。

事例 ServiceNow Japan合同会社

取引契約締結までの時間を半減、野村総合研究所のサプライチェーン管理変革術

コンサルティングとITソリューションを組み合わせ、企業の経営改革や事業改革を支援する野村総合研究所では、自社の改革にも取り組んでいる。本資料では、「調達業務改革」を推進している同社の取り組みを紹介する。

事例 ServiceNow Japan合同会社

業務の効率化と研究環境の強化を実現、大学が採用したプラットフォームとは?

研究機関のデジタル化は、業務効率向上だけでなく、研究の加速にも直結する。沖縄科学技術大学院大学では、統合プラットフォームを活用し、IT管理や学生情報管理を最適化することで、業務改革を実現した。

製品資料 日本オラクル株式会社

3大プロバイダーと連携し、マルチクラウドの利点を最大限享受する方法

多くの企業が複数のクラウドサービスを利用しているが、そのメリットを最大限享受するには、IT戦略を構築した上で、マルチクラウドを推進していく必要がある。その理由と、戦略の実践による効果について、本資料で解説している。

技術文書・技術解説 株式会社インターネットイニシアティブ

クラウドで自治体をスマート化、三層分離(αモデル)を克服する方法とは?

自治体は今、スマート化への変革が急務となっている。変革の鍵はクラウドの活用だが、現在多くの自治体が導入している「三層分離(αモデル)」は、クラウド導入の障壁となっている。自治体がクラウド導入を進めるための方法を探る。

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news026.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...

news130.jpg

Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...

news040.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。