スマートデバイスの企業利用で重要なセキュリティ対策。OSや端末に備わる標準機能で、どこまで企業ユースに耐えるセキュリティを確保できるのか。比較表で検証する。
モバイルデバイス管理(MDM)の技術的な要件には、ビジネスでのモバイル活用のニーズを満たし、かつリスクを軽減する対策の有無を含める必要がある。
モバイル活用に関連する重大なビジネスリスクには、次のようなものがある。
幸いなことに、こうしたリスクには、モバイルデバイスが備えるセキュリティ制御機能の使用を義務付けることで対処できる。ただし、利用可能な機能は、モバイルデバイスの種類やOS、メーカー、モデルによって異なる。モバイル活用を評価するときには、職場で使用されている全デバイス、MDMポリシーで許可されている全デバイスが引き起こすリスクを取り上げる必要がある。
多くの場合、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスでは、米Appleの「iOS」、米Googleの「Android」、カナダBlackBerryの「BlackBerry OS」、米Microsoftの「Windows Phone」のいずれかのモバイルOSが実行されている。
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