ユーザーの製品選択を脅かす“ベンダーロックイン”、唯一の解決策とは?クラウド時代でもやっぱり問題に

ベンダーロックインから脱却する手段の1つとして、クラウドが注目を集めている。果たして、クラウドの活用によって、企業のIT部門はベンダーの支配から逃れることはできるのだろうか。

2014年08月19日 15時00分 公開
[Mark Eisenberg,TechTarget]

 ベンダーロックインから脱却する手段としてクラウドテクノロジーを採用するIT幹部は多い。コスト削減の必要性から企業は単独のベンダーに縛られやすく、コモディティを中心としたインフラ調達は1つの対策になるだろう。高コストをベンダーのせいにしたくなるのも無理はない。高額の、そして大抵は年単位の請求書を持ってくるのはベンダーだ。価格交渉の余地はほとんどない。交渉できるはずもない。既にそのベンダー1社単独の技術供給に依存しているからだ。たった1社による技術供給から脱却するために競争環境を作り出そうとするのは当然だろう。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...