ベンダーロックインから脱却する手段の1つとして、クラウドが注目を集めている。果たして、クラウドの活用によって、企業のIT部門はベンダーの支配から逃れることはできるのだろうか。
ベンダーロックインから脱却する手段としてクラウドテクノロジーを採用するIT幹部は多い。コスト削減の必要性から企業は単独のベンダーに縛られやすく、コモディティを中心としたインフラ調達は1つの対策になるだろう。高コストをベンダーのせいにしたくなるのも無理はない。高額の、そして大抵は年単位の請求書を持ってくるのはベンダーだ。価格交渉の余地はほとんどない。交渉できるはずもない。既にそのベンダー1社単独の技術供給に依存しているからだ。たった1社による技術供給から脱却するために競争環境を作り出そうとするのは当然だろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
生成AIへの期待値の変化 DeepSeek台頭がマーケターに突きつける課題とは?
AI 生成の広告に対する反発が続いた1年を経て、マーケターはパフォーマンス結果重視で非...
2024年に視聴者が検索したテレビCM 2位は中国のあのEVメーカー、1位は?
2024年にテレビCMを通して視聴者が気になりWeb検索したものは何だったのか。ノバセルが発...
Googleの広告収益成長が鈍化、中国のアレが原因?
YouTubeなどのプラットフォームの成長率は、米国の選挙関連支出の急増にもかかわらず低迷...