「Windows 8/8.1」が標準で備えるマルウェア対策ツール「Windows Defender」は有用だが、これだけでは不安だという企業も少なくないだろう。こうした企業に役立つ市販製品を紹介する。
情報を盗んだり、コンピュータを乗っ取ったりなど、各種のサイバー攻撃を仕掛けるマルウェアが増加している。それに伴い、クライアントPC向けのセキュリティ市場には、「Windows 8」「Windows 8.1」が標準提供するマルウェア対策ツール「Windows Defender」の代替製品が数多く登場している。
Windows 8/8.1は、それ以前のWindowsと比べてセキュリティレベルが高い。だが米PricewaterhouseCoopers(PwC)の「2014 US State of Cybercrime Survey(米国サイバー犯罪調査2014)」や米EMCのRSA部門の「THE CURRENT STATE OF CYBERCRIME 2014(2014年サイバー犯罪リポート)」によれば、サイバーセキュリティ対策の必要性は減ったわけではない。
幸い、定評のあるウイルス対策やマルウェア対策の製品が幾つかある。以下はその一部だ。
さらに他のデスクトップユーティリティやセキュリティツールを追加することも検討すべきであろう。大半のベンダーは複数の製品をバンドルして提供している。例えば、マルウェア対策とバックアップの機能を提供しているベンダーもあれば、マルウェア対策とファイアウォール、コンテンツフィルタリングの機能を組み合わせて提供しているベンダーもある。
ファイアウォールは、通常はアプリケーションが利用しないポートへのネットワークトラフィックを阻止する役割を果たす。コンテンツフィルターは、オンラインギャンブルサイトなど、就業時間中の従業員にアクセスさせたくないWebサイトへのアクセスをブロックするのに有効だ。
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