次期Windows Serverの超スリム版「Nano Server」が気になるMicrosoftは2つのユースケースを想定

2016年にリリースされる「Windows Server」の次期バージョンでは、機能を最小限に絞り込んだ新しいインストールオプションが提供される。その使い所とは?

2015年04月22日 12時00分 公開
[Jeremy StanleyTechTarget]

関連キーワード

Windows 10 | Windows Server | 管理者 | Docker | Microsoft Azure


「Nano Server」の動作イメージ(Microsoftの発表リリースから)《クリックで拡大》

 サーバとしての役割に必要な機能だけをインストールする「Server Core」から、さらに機能を削った「Nano Server」。次期「Windows Server」で新たに用意されるこのインストールオプションは、「Windows PowerShell」(PowerShell)で管理される。コンテナやクラウドインフラへの利用が想定されている。これを機にPowerShellが一段と重要な管理フレームワークになりそうだ。

 新インストールオプションであるNano Serverは、PowerShellを使ってリモートのみで管理される。ローカルログオンやリモートデスクトップ、GUI、32ビットサポートといった機能は省かれている。搭載機能はごく限られているものの、Windows Serverのリファクタリングバージョンであるため、サポートするコンポーネントについては、Windows Serverの他のバージョンとAPI互換性がある。

Microsoftが想定する2つのユースケース

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...