徹底比較:SSDオンリー vs. SSDとHDDの混在――性能測定の意外な結果は?ストレージアレイに最適なのはどっち?(1/2 ページ)

オールフラッシュアレイとハイブリッドフラッシュストレージアレイについてパフォーマンス要素という観点から、適切な量のフラッシュストレージの導入について解説する。

2015年06月16日 08時00分 公開
[Eric SlackTechTarget]
photo 年々低価格化、大容量化が進むSSD(TechTargetジャパン記事「世界初2TバイトのSSDが登場、アナリストの評価は?」より)

 ソリッドステートストレージアレイの導入を検討している企業の大多数は、その理由にパフォーマンス要素を挙げている。ソリッドステートストレージアレイには他にも長所があるが、ほとんどの企業はより速いストレージをとにかく必要としているのが実情だ。

 一般的なフラッシュストレージのユースケースとしては、高密度の仮想サーバインフラ、仮想デスクトップインフラ(VDI)、トランザクションの多いデータベース、Web向けのアプリケーションなどが挙げられる。アプリケーションサーバにフラッシュストレージを直接配置するのではなく、共有ストレージが必要な場合に考えられる選択肢は「オールフラッシュアレイ」と「ハイブリッドアレイ」の2つだ。

 本稿では、オールフラッシュアレイとハイブリッドアレイの両方を取り上げ、既存の環境に最適なソリッドストレージアレイを判断する方法について解説したい。

オールフラッシュアレイの利点とは?

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news061.png

高齢男性はレジ待ちが苦手、女性は待たないためにアプリを活用――アイリッジ調査
実店舗を持つ企業が「アプリでどのようなユーザー体験を提供すべきか」を考えるヒントが...

news193.jpg

IASがブランドセーフティーの計測を拡張 誤報に関するレポートを追加
IASは、ブランドセーフティーと適合性の計測ソリューションを拡張し、誤報とともに広告が...

news047.png

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...