ドラフト版でも「Wi-Fi 6」の無線LAN製品を買うべきなのか?準拠品は徐々に増加

ネットワークベンダー各社が新しい無線LAN規格「Wi-Fi 6」に準拠したデバイスを発表した。ただし同規格はまだIEEEで承認されていない。この無線LAN新規格への適切な投資タイミングとは。

2019年05月13日 05時00分 公開
[Luke O'NeillTechTarget]
画像

 無線LANの新規格「IEEE 802.11ax」、無線LANの業界団体Wi-Fi Allianceによる製品認証プログラムの名称では「Wi-Fi 6」への注目度が高まっている。ただし他の技術と同様、企業分野で普及するまでに何年もかかる可能性がある。調査会社IDCがまとめた報告書によれば、Wi-Fi 6が企業分野で主流となるのは2023年頃の見通しだ。

 「遠い先のことのように思えるが、企業は今から計画を立て、この新規格についてよく知っておいた方がよい」と、IDCのアナリストであるブランドン・バトラー氏は言う。無線LAN技術の進化として、Wi-Fi 6が普及するのは自然な展開だ。

 標準化団体IEEE(米電気電子技術者協会)はまだ、IEEE 802.11axの規格を承認しておらず、正式に承認されるのは2020年半ば以降になる見通しだ。

 IEEEの承認に先立って、ネットワークベンダー各社は既にWi-Fi 6の仕様を製品に導入し始めている。半導体メーカーのBroadcom、Intel、Qualcommなどが標準化前のIEEE 802.11ax(以下、IEEE 802.11axドラフト規格)のチップセットを製造し、Aerohive Networks、Aruba Networks、Huawei Technologiesなどのネットワークベンダー各社が、企業向けの無線LANアクセスポイント(AP)の試験版をリリースした。

 「2019年半ばまでに、市場に登場するAPなどのIEEE 802.11axドラフト規格の準拠製品はさらに増える見通し」(バトラー氏)だという。2019年下半期に企業がIEEE 802.11axドラフト規格の準拠製品を採用し始め、2020年に採用の動きは一層加速するだろう。

高密度環境で必要とされる「IEEE 802.11ax」

ITmedia マーケティング新着記事

news101.jpg

郵送業務を電子化する理由 3位「テレワークへの対応」、2位「業務の迅速化・省力化」で1位は?――リンクス調査
キャンペーンのお知らせや新商品の紹介のダイレクトメールなど、個人宛てに送付する郵便...

news172.png

WACULが「AIアナリストSEO」を大幅刷新 コンテンツ作成×外部対策×内部対策×CVR改善をワンストップで支援
月額30万円でAI技術を活用したコンテンツ制作、約4万サイトの支援データ、熟練コンサルタ...

news150.jpg

SFAツール「Kairos3 Sales」にモバイルアプリ版 訪問営業の生産性向上へ
モバイルアプリ上で、リアルタイムで営業活動の確認・記録が可能になる。