2019年03月25日 05時00分 公開
特集/連載

「IEEE 802.11a/b/g」時代の無線LANを使い続けるべきではない理由新規格「IEEE 802.11ac/ax」への移行が重要に

旧型無線LAN機器のアップグレードを先延ばしにすることは危険だと、専門家は警告する。それはなぜなのか。

[Alissa Irei,TechTarget]

関連キーワード

IEEE 802.11ac | Wi-Fi | IEEE | セキュリティ | 無線LAN


画像

 「ネットワーク担当者は、少し時間を割いて辺りを見回してほしい」。そう語るのは、米インディアナ州を拠点とする非営利の医療情報交換組織Michiana Health Information Network(MHIN)で、ITセキュリティ担当ディレクターを務めるエド・ヘイズ氏だ。現状を詳しく調査すると、時代遅れの無線LANアクセスポイント(AP)が見つかる可能性がある。

 ヘイズ氏にすれば、時代遅れの無線LAN機器の使用を続けることは、攻撃者を招き入れているのも同然だ。同氏のチームがコンサルティングをしている病院などの医療機関では、こうしたケースが非常に多く見られるという。「APの使用年数が5年を軽く越えている施設が少なくない。これでは利用期間が長過ぎる。無線LANに関する最大の懸念は、この点にあると考えている」(ヘイズ氏)

 無線・モバイル関連のコンサルティング企業Farpoint Groupで主任を務めるアナリスト、クレイグ・マティアス氏によると、特に医療機関では無線LAN機器のアップグレードサイクルが長くなる傾向があるという。「医療機関が購入する医療機器は非常に高価で、米食品医薬品局(FDA)の承認を必要とする。そのことがアップグレードを難しくしている」とマティアス氏は語る。

 例えば稼働中の点滴ポンプに新しい無線受信機を取り付けることは、通常であれば極めて難しい。無線LAN機器のアップグレードに伴い、新しい医療機器やネットワーク機器への投資が必要になることも珍しくない。

古い無線LAN機器を使い続けるべきではない理由

 予算や運用上の制約があったとしても、企業は「IEEE 802.11n」よりも古い無線LAN規格を使用すべきではないとマティアス氏は主張する。

ITmedia マーケティング新着記事

news127.jpg

GAFAの序列変動やSpotify、Zoomなどの動向に注目 「Best Global Brands 2020」
世界のブランド価値評価ランキング。Appleは8年連続1位で前年2位のGoogleは4位に後退しま...

news113.jpg

日本のスマホ決済アプリのインストール数は75%成長 バンキングアプリ利用も急増――Adjust調査
2020年上半期は特に日本において、新型コロナの影響でファイナンスアプリの利用が活発化...

news048.jpg

ニューノーマル初の年末商戦 成功の鍵は「送料無料」と「低価格」、そして……――Criteo予測
コロナ禍の収束が見通せないながらも、人々の消費は少しずつ動き出しています。ホリデー...