医師にも“やさしい”電子カルテへの改善のススメJ-SUMMITS 連載コラム「電気羊はユーザーメードがお好き!?」(1/2 ページ)

患者に優しい医療サービスを提供する前提として、全てのスタッフに最高の労働環境、電子カルテシステムを用意できているのだろうか?

2015年06月19日 08時00分 公開
[草深裕光日本ユーザーメード医療IT研究会]
photo 『電子カルテは電子羊に食べられる夢を見るか』(加藤 五十六 著;サイエンティスト社)《クリックで拡大》

 医療現場における電子カルテの導入や利用に関するエッセイ集『電子カルテは電気羊に食べられる夢を見るか』(加藤 五十六 著)を題材に、「日本ユーザーメード医療IT研究会」(J-SUMMITS)のメンバーが、現場が抱える課題の解決策をリレー形式で提案する本連載。

 今回は、電子カルテのかな変換の煩わしさを例に、スタッフの労働環境の改善について書かれた「やさしさの源」を取り上げる。この章では、「患者にとって少しでも快適な病院を目指すのは普遍的なお題目だが、そのためにはスタッフが快適に働ける病院でなければならない」と説いている。名古屋記念病院の草深裕光副院長が自院での取り組みなどを紹介する【編集部】。

“やさしさ”は皆のモットー

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...