DaaSプロバイダー/Desktop as a Serviceプロバイダー/DaaS provider/Desktop as a Service provider/DaaS/Desktop as a Service/サービスとしてのデスクトップ
DaaS(Desktop as a Service)プロバイダーとは、顧客の仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)をホストし、仮想デスクトップを顧客の組織のエンドユーザーに提供する企業のこと。
DaaSプロバイダーでは通常、マルチテナントアーキテクチャを採用し、SLA(サービス品質保証契約)によって一定のレベルのアップタイムを顧客に保証している。
こうしたサービスを利用する最大のメリットは、VDI導入に伴う多額の初期費用を用意しなくて済むことだ。代わりに、毎月、使用量に応じてサブスクリプション料を支払う必要がある。プロバイダーによっては、管理タスクもオフロードできる場合がある。ただし、プロバイダー側がどこまで踏み込んで管理できるようにするかが、論点になる場合がある。
DaaSプロバイダーとしては、Desktone(VMwareが買収)、Leostream、AT&T、dinCloudなどが挙げられる。
DaaSは、サードパーティーのサービス業者にVDIをアウトソーシングできるサービス。通常、マルチテナントアーキテクチャが採用されており、サブスクリプション方式で販売される。
このデリバリーモデルでは、サービス業者はデータストレージ、バックアップ、セキュリティ、アップグレードを支えるバックエンドシステムを管理する。各顧客の個人データは、ログオン時に仮想デスクトップにコピーされ、ログオフ時に仮想デスクトップからコピーされる。デスクトップへのアクセスは、特定のデバイス、位置、ネットワークに依存しない。
仮想デスクトップインフラ(VDI)には多数の選択肢が存在する。さまざまなVDIソフトウェアやリモートディスプレイプロトコル、ライセンス方式などの違いがよく分からないという人もいるだろう。
VDIとDaaSの間には共通点も相違点も多いため、どちらを選ぶかを決めるのは難しい。管理性、カスタマイズ性、価格、接続性など、選択に当たって確認すべきポイントを解説する。
VDIの管理は従来のデスクトップの管理より優れている。だが、クラウドから仮想デスクトップをユーザーに配信すると、さらに物事が楽になる。DaaSプロバイダーから得られるものと、自分たちで責任を持つべきものを理解することは重要だ。
社内のVDIとDaaSプロバイダーに期待すべきものを明らかにし、その違いを比較する。
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