DaaSを災害対策に利用すれば、予備PCのプロビジョニングとメンテナンスをアウトソーシングすることで、コストとリソースを節約できる。
映画『ジュラシックパーク』では、不良社員がジョン・ハモンド氏のアミューズメントパークの電源を落とすと、コンピュータシステムが停止し、技術者は復旧させることができなかった。ハモンド氏が恐竜アドベンチャーランドを設計したときに、ディザスタリカバリ(DR)を考慮しなかったことは明らかだ。だが、DRのためにDaaS(Desktop as a Service)を採用すれば、IT管理者は同じ失敗を回避できるだろう。
従来のDR対策では、セカンダリサイトにステージング済みの一連のサーバとデスクトップを用意しておく。こうした対策が行われていれば、ジュラシックパークの惨事は免れたはずだ。だが、全ての基幹サーバとPCの複製を作成し、それらのメンテナンスとパッチ管理を行う資金がない企業もある。そこでDaaSの出番となる。DaaSはDRのために導入することが可能だ。災害・障害発生時に、クラウドでホストされた既存の仮想デスクトップをDRに使用するわけだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ
ネットワークの問題は「帯域幅を増やせば解決する」と考えてはいないだろうか。こうした誤解をしているIT担当者は珍しくない。ネットワークを快適に利用するために、持つべき視点とは。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...