GMOインターネットが2015年5月にリニューアルしたクラウドプラットフォーム「ConoHa」。ストレージ基盤にSSDを全面導入してパフォーマンスを格段に向上させた。その取り組みを紹介する。
インターネット関連サービス事業を展開するGMOインターネットは、2013年に仮想化技術で専用の領域を低価格で利用できるVPS(仮想専用サーバ)サービス「ConoHa」(コノハ: Compute nodes with High flexible architecture)の提供を開始。低価格な料金体系と使いやすさなどから、多くのユーザーを獲得し順調にビジネスを拡大してきた。その一方でインフラの規模が拡大し、ユーザーのニーズも多様になったことでより高いパフォーマンスを望む声が多くなっていた。
同社はそこで、ボトルネックとなっていたHDDのストレージ構成をSSD(ソリッドステートドライブ)に換装することでパフォーマンス強化を図ることにした。ネクセンタ・システムズ・ジャパンのストレージ専用OS「NexentaStor」を活用して、汎用サーバを追加して拡張するストレージ基盤に再構築した。
GMOインターネットはなぜアプライアンス型のストレージシステムを採用せず、ソフトウェアのNexentaStorを選んだのか。その決め手となったリファレンスアーキテクチャとは何か。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
Metaの広告はますますAI中心に 新たなツール「最適化スコア」とは?
Metaの2025年ビジネス注力領域とAIを活用したツールをはじめとした広告ソリューションの...
マーケターの仕事はなくなる? AIが変えるソーシャルメディアの未来【後編】
AIが変えるソーシャルメディアの未来について5つの視点で考察。後編では「創作の民主化」...
日本のリテールメディアはまず店舗から 今こそ知りたい「インストア広告」の現在
今回はインストア(店舗内)広告のデジタル化という観点から、リテールメディアに注目し...