SSD万能時代、それでもテープは残ると専門家が考える理由HDDの方が先に消滅?(1/2 ページ)

2015年11月上旬に開催された「Storage Decisions 2015」カンファレンスで、ディスクとテープの未来について語るパネルディスカッションが行われた。ストレージ業界における最近の出来事による影響に対処するヒントが提示された。

2015年12月14日 08時00分 公開
[Dave RaffoTechTarget]
HP分社化までの道のり HP分社化までの道のり《クリックで拡大》

 米ニューヨークで2015年11月上旬に「Storage Decisions 2015」カンファレンスが開催された。その締めくくりとして専門家がパネルディスカッションを行い、ストレージのテクノロジー、戦略、ベンダー、今日のデータストレージ業界の変化が与える影響について、参加者の質問に答えた(参考記事:HDDはこのまま消滅? SSDをめぐり真っ二つに分かれた専門家の意見)。

 パネリストは、米Enterprise Strategy Groupのジェイソン・バフィントン氏、米Storage Switzerlandのジョージ・クランプ氏、米Dragon Slayer Consultingのマーク・ステイマー氏、米Toigo Partners Internationalのジョン・トイゴ氏、米Neuralytixのベン・ウー氏だ。質問はテープストレージや買収や分社化したビッグベンダーの今後にまで及んだ。

――データを数年または永久に保持するという要望にはどう対処すればいいでしょうか。

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