iPad Proが登場した当時、既存ノートPCをオフィスから駆逐するかのように吹聴していた熱烈なる支持者が少なからずいた。彼らはなぜそのように考えたのだろうか。一時の熱狂が収まった今こそ振り返りたい。
スレートタイプのボディーとそこに接続するキーボードユニットが標準で付属することで、タブレットとしてもクラムシェルデバイスとしても使える「2-in-1」デバイスは、Windows搭載ノートPCでは、既に何年も前からモバイル利用を重視するユーザーにおいて主流になっている。
12.9型ディスプレイを搭載して本体の重さが約723グラム(無線LANモデル)と軽く、キーボード付きカバーをオプションで用意する「iPad Pro」は、2-in-1としても利用できることから、それまでのWindows搭載2-in-1をオフィスから駆逐できると期待する関係者が少なからずいた。彼らは、搭載するOSが片や汎用(はんよう)のWindowsシリーズ、片やモバイルデバイス向けOSのiOS 9を搭載するといったオフィスで使うツールとしては重大な相違があるものの、双方OS陣営(そして往々にして新世代旧世代)の代表として「Surface Pro 3」とiPad Proを比較することが多かった。
果たしてiOS搭載2-in-1はWindows搭載2-in-1をビジネス利用で超えることができるのか。その検証を紹介する記事をまとめてみた。
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