「HUAWEI MateBook」は、性能と価格のバランスが取れた2-in-1デバイスだ。そのスペックや性能をレビューする。
Huawei Technologiesの「HUAWEI MateBook」は、俊敏で安定したパフォーマンスを備えた、「Windows 10」搭載の魅力的で頑丈な2-in-1デバイス(タブレットとしてもノートPCとしても使えるデバイス)だ。価格は適正で、同価格帯では最高クラスだといえる。
持ち運びを重視すると、実用性が犠牲になるのはなぜだろう。持ち運びを前提とするデバイスには、充電や周辺機器との接続に使う端子が1つしかないのはなぜだろう。さらに、こうしたデバイスの価格が非常に高いのはなぜだろう。
本稿での比較対象は、Appleの新しいノート型デバイス「MacBook」と、Samsung Electronicsのタブレット「Galaxy TabPro S」だ。どちらもIntelのプロセッサ「Core M」搭載の超薄型デバイスで、設計も申し分ない。その上、充電とデータ伝送用にUSB Type-C端子が1つしかないところも同じだ。
USB Type-C端子に接続する周辺機器は、異常なほど高価だ。TechTargetはこの点を踏まえ、ややかさばるものの多様な端子を備えたMicrosoftの2-in-1デバイス「Surface Pro 4」を推奨してきた。
2-in-1デバイスは安くない。Galaxy TabPro Sは899.99ドル(国内未販売)、キーボードがないSurface Pro 4でも最小構成で899ドル(国内の税込み価格は13万4784円、以下同じ)からだ。
レビューに使用したMateBookの外観は、Galaxy TabPro Sに似ている。Core Mを搭載し、USB Type-C入力端子を1つ備え、Windows 10を搭載する。Samsungの折りたたみ式キーボードとよく似たキーボードを用意したが、これは別売りだ。
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