JavaScriptの“もろい”タイプセーフを解決する「Onux JS++」タイプセーフの仕組みを解説

JavaScriptにはさまざまな欠点があり、その1つであるタイプセーフを実現するツールも複数存在する。今回は、JavaScriptでタイプセーフを実現する実装の1つ、「Onux JS++」について、Onuxの創設者に話を聞いた。

2016年08月10日 08時00分 公開
[Adrian BridgwaterComputer Weekly]

 「JavaScriptはもろいプログラミング言語だ。タイプミス1つでサーバがダウンすることもある」。そう話すのは、ロンドンに拠点を置くOnuxの創設者ロジャー・プーン氏だ。

Computer Weekly日本語版 8月3日号無料ダウンロード

本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 8月3日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。

なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。

ボタンボタン

JavaScriptを重視するMicrosoft、Facebook、Google

 実のところ、JavaScriptの型チェックがコンピュータ科学の最重要分野の1つであることは確かだ。Microsoft、Facebook、Googleがこの問題に取り組んでいることからも、それがいかに困難かつ重要であるかが分かる。

 JavaScriptには6つの型がある。Object、Number、String、Boolean、Null、未定義の6つだ。

 問題なのは、99%の正確性ではよしとはされず、100%の正確性が求められることだ。

 OnuxはJavaScriptの「タイプセーフ」版である「Onux JS++」をリリースした。プーン氏によれば、コードを実行せずにJavaScriptを分析するのは非常に難しく、その上Webブラウザやプラットフォームごとにコードの実行方法が異なる場合があることから、このテクノロジーを思い付いたという。

JS++の型システムはオプションかつ妥当

 「妥当」というのは、開発者が型を宣言することに決めたら、コンパイル時も実行時も、その型の正しさが常に保証されることを意味する。これにより、開発者は小さな変更を1つ加えただけでアプリケーションが停止してしまうという心配をせず、自信を持ってコードの品質を徐々に改善していくことができる。

 JS++のソリューション(特許出願中)は、JavaScriptの全ての型を1つの型に「統一」する。

ITmedia マーケティング新着記事

news035.jpg

低迷するナイキやアディダスを猛追する「HOKA」の “破壊的”ブランディングとは?
ランナーの間で好感度が低迷しているNikeに対し、ディスラプター(破壊的企業)として取...

news051.jpg

新紙幣の発行、3社に1社が日本経済に「プラスの影響」と回答――帝国データバンク調査
20年ぶりの新紙幣発行は日本経済にどのような影響を及ぼすのでしょうか。帝国データバン...

news196.png

WPPとIBMが生成AIを活用したB2Bマーケティング領域で連携
IBMのビジネス向けAIおよびデータプラットフォームである「watsonx」の機能を「WPP Open...