Skype for Business導入企業がハマる残念な現実メリットを全く生かしていない

LyncからSkype for Businessへ改称されて1年半。初期の混乱は収まったが、導入企業の多くがSkype for Businessのメリットを生かせていないという。

2016年08月05日 08時00分 公開
[Rene MillmanComputer Weekly]

 Microsoftのユニファイドコミュニケーション(UC)スイート「Lync」が「Skype for Business」に改称された。だが、変わったのは名前やロゴだけではない。

 実際には何が起きているのだろうか。もっと重要なのは、ユーザーがこの変化をどのように受け入れているかだろう。

 Orange Business Servicesのシニアプロダクトマネジャー、アン・ストローン氏によれば、ユーザーはSkype for Businessのリリースに懸念を抱いたという。それは、何が起きたのか分からなかったからだ。「Lync自体のブランド力は強かった。それは、企業向け音声機能によるところが大きい」と同氏は話す。

 「もちろん、一般ユーザーにはLyncよりSkypeのブランド力の方が強い。だが、Lyncを“Skype” for Businessにしてしまうことで企業向けの機能が失われるのではないかという懸念も生まれていた。結局は単にブランドが変わっただけだったので、不安に思うユーザーの声は前よりも少なくなった」

 MicrosoftインテグレーターのTrustmarqueでプロフェッショナルサービスインフラアーキテクトを務めるシャウン・ウォード氏は、「Skype for Businessの価格モデルについても混乱が起こった」と話す。その理由は、一般ユーザーにとって、Skypeは(追加機能には費用が掛かるものの)無料だったからだ。

企業の課題

 「企業がSkype for Businessの戦略的ロードマップを決める際に、幾つか課題が生まれている」とウォード氏は話す。




続きを読むには、[続きを読む]ボタンを押して
会員登録あるいはログインしてください。






Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...