「SLO」と「SLA」は混同されがちな用語だ。しかし、この2つの用語には大きな違いがある。本稿では、その違いについて説明する。
サービスレベル契約(SLA)は、サービスプロバイダーと顧客、または社内のIT部門と業務部門の間で交わされる契約だ。SLAには、プロバイダーやIT部門が提供するサービスの内容と満たすべきパフォーマンス基準が記載されている。
SLAに結び付けられたパフォーマンス基準(サービスレベル)は、サービスレベル目標(SLO)と呼ばれることもある。SLOは、プロバイダーが一定期間内に顧客に提供するサービスについての評価基準や目標を示すものだ。この基準や目標は、サービスの当事者が設定し、計測可能な言葉で表されることが多い。例えば、コールセンターの評価基準として使用する場合、SLOは「サービスプロバイダーの職員が電話の着信の80%に1分以内に応答する」のようなものになる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
基幹システムをはじめ営業管理や購買・調達など、今日のビジネスにはITが不可欠であり、運用担当の業務改善は企業の強化に直結する。可視化や一元管理などITシステム運用全般の継続的改善を実現するソリューションに注目したい。
業務の効率化だけではなく、付加価値の創出などさまざまな成果を期待されている情報システム部門。しかし、アプリケーションやインフラの管理にリソースが取られ、ビジネス変革に取り組めていないのが実情だ。この課題を解消する方法とは?
デジタル化における部分最適の課題を解消し、全体最適を実現する次世代プラットフォーム「ServiceNow」。その特徴や導入事例とともに、スピーディーかつ低コストで業務効率化を実現できる導入テンプレート製品を紹介する。
デジタル化が加速する中で、システムのサイロ化に課題を抱えている企業も多い。こうした状況を解消するために、あらゆるシステムや業務をつなぐ管理基盤の導入が注目されているが、リソースや人材が不足する中でどう進めればよいのか。
企業のクラウド移行が進む一方、「クラウド化によってどれだけの効果が得られたのか」といった疑問は拭えない。この疑問を解消する鍵は「FinOps」の確立だ。本資料では、FinOpsに基づき、クラウド活用による5つの利点について解説する。
2025年の「IT導入補助金」で中堅・中小が導入すべき2つのツール (2025/3/31)
申請業務のシステム化が難しい理由とその解決策とは (2024/9/27)
運用・管理はお任せ 生成AIを安全に活用できるRPAプラットフォーム (2024/5/16)
オンライン研修で情報処理安全確保支援士の取得と維持を支援 (2024/2/1)
セキュリティ対策にDX 情シスが「やりたくてもできない」状況から脱するには? (2024/1/29)
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。