バックアップサーバとバックアップ保存先ストレージを併せ持ち、1つのバックアップ製品で環境全体をバックアップできる「統合型バックアップアプライアンス」の製品選定ポイントを解説する。
前回の「既存環境を変えない、『ターゲット型バックアップアプライアンス』の製品選定ポイント」に続き、今回はバックアップサーバとバックアップ保存先ストレージを組み合わせた「統合型バックアップアプライアンス」の製品選定ポイントを解説する。今回の内容は下記の通りだ。
1つのバックアップ製品で環境全体をバックアップ統合したいという要件には、統合型バックアップアプライアンスは最適である。
統合型バックアップアプライアンスは大規模環境に対応したものも多い。バックアップシステムを構成するハードウェア、ソフトウェアの種類を減らせることに加え、1つのバックアップ製品で多くのシステムをバックアップできる。それによって、導入、運用がシンプルになり、有事の際の迅速な復旧につながる。また統合型バックアップアプライアンスは、重複排除機能、レプリケーション機能を持つことが多い。そのためバックアップソフトと、前回紹介したバックアップ保存先ストレージのみの「ターゲット型バックアップアプライアンス」を併用するメリットが無くなりつつある。
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