拡張現実(AR)は娯楽やゲームのためのものとは限らない。ARは、私たちを取り巻く世界との関わり方を変える可能性を秘めている。そして、ARが次に目指すのはビジネスの世界だ。
世界的な大ヒットを記録したNianticのモバイルゲーム「Pokemon GO」によって、ARテクノロジーが大衆のものになった。そして、次のターゲットは企業だ。
Pokemon GOでは、スマートフォンのカメラを使ってプレイヤーが見ている現実の世界が画面上に表示される。そして、そこにプレイヤーが捕まえるデジタルのキャラクターを追加することで、スマートフォンに表示された現実を拡張している。例えば、プレイヤーの家の庭で休んでいるポケモンが表示されるという具合だ。また、スマートフォンの位置情報サービスを使用して、プレイヤーが実際のランドマークや建物に出向いて、さらにゲームを楽しめるようになっている。
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