ITを活用した働き方変革を進めるときに、大きな課題になる「セキュリティ」。モバイルデバイスやクラウドサービスをセキュアに使う方法を紹介する。
前回「“コラボレーション”が働き方変革の起爆剤 ツールから始める業務効率化術」で紹介したコラボレーションツールの導入によって、場所に依存しないコミュニケーションを多くの場面で実現できる。もちろんそれだけでワークスタイル変革が完了するわけではない。オフィス以外の場所で、セキュアかつ容易に、業務システムや業務データを扱える環境が必要だ。
ネットワンシステムズは、2013年5月の本社オフィス移転からワークスタイル変革を強く促進してきた。全社VDI(仮想デスクトップインフラ)化やクライアントPCの全社BYOD(私物端末の業務利用)化など、場所やデバイスを選ばず効率的に業務ができる環境を整えてきた。
しかし移転当初は、外出先でノートPCからVDIを使っていたが、勝手の悪さが課題として残っていた。ネットワンシステムズは、社内システムや業務データにアクセスするとき、従業員は手元のクライアント端末から毎回VDIへ接続する必要があった。また移動中は、ノートPCとモバイルWi-Fiを立ち上げる手間と、それらを置くスペースが必要なことから、スキマ時間に業務情報を確認することが容易ではなかった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
さまざまなWebシステムが使われるようになった今も、電話はやはりビジネスに不可欠なツールである。とはいえ働き方改革やDXを受け、企業における電話の在り方も大きく変わってきた。そこにフィットするソリューションがクラウドPBXだ。
日本企業のDX戦略が遅れている要因の1つに、“守りのIT”にリソースを割かれ、“攻めのIT”に着手できていないことがある。この状況を打破するための第一歩として考えたい“ペーパーレス化”のメリットや、正しい進め方を解説する。
業務マニュアルは使われて初めてその効果を発揮するが、そもそも見られていないことから、業務課題を一向に解決できないという企業は多い。“活用されるマニュアル”を作成・共有するには、どんなポイントを押さえるべきか。
マニュアル作成において、90%以上の組織がビジネスソフトを利用しているが、それでは活用されるマニュアルへのハードルは高い。きちんと現場に使われるマニュアルにするために、ノウハウを把握しておきたい。
あらゆる業界でDXの取り組みが加速する一方で、成功を実感している企業は1割にも満たないという。最大の障壁となる「移行コスト」を解消し、新規ツールを「誰にでも使える」状態にするための方法を探る。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。