Googleの「Chrome Enterprise Bundle」は、同社のWebブラウザ「Chrome」をIT部門が管理する助けになる。組織が「Microsoft Edge」「Internet Explorer」(IE)から離れる1つの理由になりそうだ。
Googleの組織向けツール群「Chrome Enterprise Bundle」は、組織が選択できる安全性の高いWebブラウザの候補として、同社のWebブラウザ「Chrome」を位置付ける。エンドユーザーには歓迎され、IT部門にとっては管理が容易になる。
2017年5月にGoogleがリリースしたChrome Enterprise Bundleは、Chrome本体と、Chromeのビジネス用途向けツールをダウンロード可能にするパッケージだ。IT管理者はChrome Enterprise Bundleを利用することで、Chromeに対して200種類以上のポリシーを適用できるようになる。例えばWebサイトのブラックリスト化やコンテンツフィルタリング、2段階認証といった機能を有効化することが可能だ。組織に対してChromeを管理しやすくして、Microsoftの「Microsoft Edge」(以下、Edge)や「Internet Explorer」(以下、IE)といった、組織でよく利用されているWebブラウザからの離脱を進めたい考えだ。
どんなWebブラウザであれ、その管理はエンドユーザーの行動をコントロールする上で重要な役割を果たす。「エンドユーザーがダウンロードできる機能や行動追跡機能を無効にできる意味は大きい」。発達障害者を支援するTri-Counties Regional Centerの最高技術責任者(CIO)、ドミニク・ナムナス氏はそう語る。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
企業のITシステムのクラウド化が進むにつれ、情報システム部門の運用管理負担が増している。しかし、IT人材の不足により、人的リソースの補充は容易ではない。そこで本資料では、AWS運用の負担を軽減する方法を紹介する。
カスタマーサービスのサイロ化、問題解決の長時間化などの課題が顕在化している今、CXを変革する方法として、生成AIと自動化が注目されている。これらを活用することで、顧客満足度や問題解決時間はどう変わるのか、3つの実例から探る。
企業の生産性を向上させるためには、従業員が快適に働ける環境作りが重要になる。そこで参考にしてほしいのが、サイボウズが導入している「PCの従業員選択制」だ。業務用の端末を従業員が自由に選べることによる効果を紹介する。
Windows Server 2025は、セキュリティや可用性の向上に加え、Active Directory不要のワークグループ環境でもフェールオーバーとHyper-Vによるライブマイグレーションを実現した。Windows Server 2025が備える特長を詳しく解説する。
企業ITの複雑化が加速する中、安定運用とセキュリティリスク低減を図るため、マネージドサービスの採用が拡大している。本資料では、コンサルティング支援からシステム設計・構築、運用までを包括的にサポートするサービスを紹介する。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...