徹底レビュー: 4000円台からの爆安タブレット「Fire 7」、安過ぎて心配なので検証したディスプレイの満足度はお値段以上(1/3 ページ)

7型ディスプレイを備えるAmazon.comの新型タブレット「Fire 7」は、49.99ドルからという驚きの低価格が特徴だ。“安かろう悪かろう”ではないのか。さまざまな角度から検証する。

2017年07月15日 05時00分 公開
[Ed HardyTechTarget]

関連キーワード

Amazon | スマートデバイス | タブレット


写真1 写真1 2017年モデルのFire 7(写真や画面は全て海外版)《クリックで拡大》

 Amazon.comの「Fire 7」は良質なディスプレイに、まずまずのパフォーマンスとバッテリー持続時間を備えている(写真1)。何より49.99ドル(国内のAmazon.co.jpでは通常税込価格8980円。後述の「Amazon Prime」会員はクーポン適用で4980円)という非常に手頃な価格が目を引く。Amazonエコシステムとの結び付きが強い点は、会員製サービスAmazon Primeのユーザーにとってメリットになる。だが、それ以外のユーザーを門前払いにすることになるのは避けられない。

 Fire 7は、2015年モデルの「Fire」の後継機にあたる。7型ディスプレイ採用のタブレットとしては初めて、Amazonの音声アシスタント「Alexa」が利用できるようになった(国内では未提供)。

 Amazonは本当にこれほど安価な価格で、優れたタブレットを作れるのだろうか。本稿の狙いはその検証だ。

構造とデザイン

       1|2|3 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...