Lenovoの「Tab4」は、お手ごろ価格でバッテリー持続時間は若干気になるが優秀なハードウェアを備え、負荷の低いタスクの処理には十分なパフォーマンスを発揮する。用途を限定した使い方で活躍するだろう。
Android搭載タブレットでは小型、中型サイズの市場は競争が激しい。だが、Tab4はそのお手ごろ価格を武器にこの市場に闘いを挑んでいる。
Tab4は、8型が129.99ドルと10.1型が179.99ドルの2つのモデルから選べる。テストには8型モデルを使用した。2つのモデルの違いは少なく、ディスプレイサイズの違いはその1つだが、レビュー結果の多くは10.1型モデルにも当てはまる。
どちらのモデルも、Qualcommの「Snapdragon」プロセッサと16GBのストレージを内蔵し、Googleの「Android 7.1」を搭載している。
8型モデルの寸法は約211(幅)×8.3(高さ)×124(奥行き)ミリ、重さは約320グラムだ。そのため、ハンドバッグやリュックに入れて簡単に持ち運べる。
確かに、Amazonの「Fire HD 8」など、同様の機能や特徴を備えた低価格のデバイスは他にもある。だが、Lenovoの製品は見た目や使い心地がはるかに優れている。Tab4は小型かつ軽量でありながら、そのデザインはプロ指向が強くなっている。
構造の品質はすばらしく、テストで力を加えても曲がったり、たわんだりすることはほとんどなかった。大部分がブラスチック製とは思えない頑丈さだ。
テストに使用したタブレットのカラーは黒だったが、白も用意されている。
10.1型モデル(Lenovo Tab4 10)の寸法は約247(幅)×8.5(高さ)×170(奥行き)ミリだ。ディスプレイサイズが大きくなってはいるが、持ち運びの容易さは8型モデルと遜色ない。
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