インメモリストレージを使用すると性能が向上する。だがバックエンドに適切な永続ストレージを用意することが重要になる。こうしたアーキテクチャの設計は難しいが、IT管理者には選択肢が幾つかある。
インメモリストレージには2つの考え方がある。1つは何も保存しないという考え、もう1つは更新を常に永続ストレージに書き込むという考えだ。
60台または120台のHDDを備えたRAIDアレイで快適に稼働しているクラスタアーキテクチャは、インメモリストレージによって高速になったトランザクションレートには対応できない。では管理者は何をすべきだろう。
どのような解決策をとっても、コストは以前のHDD構成よりも高くなる。だがサーバの台数は少なくなる。さらに超高速のアーキテクチャの方が経済性は高い。
単純にHDDをSSDに置き換えるだけでは機能しない。RAIDアレイには帯域幅に制限がある。60台のSSDでも、もっと低速のユニットでも、この制限の影響を受ける。ハイパーコンバージドインフラは、ホストサーバ内ではローカルにアクセスでき、クラスタ全体にはRDMA(Remote Direct Memory Access)経由でアクセスできる超高速のNVMeドライブを備えていれば、適切に機能する。
弾力性とノンストップ運用を実現するには、インメモリノードに障害が発生した場合に備えて、そのノードの永続コピーが別のノードに存在しなければならない。そのためには、別のサーバのノードへRDMA経由で書き込むことが必要になる。ただし、リモートストレージを定期的に使用し、復旧が必要になる可能性のあるトランザクションが短期間公開されることを受け入れれば、アーキテクチャが簡素化され、トランザクションの長時間の実行を回避できる可能性がある。
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