先行する「Cisco Spark」や「Slack」に対抗し、「Microsoft Teams」もゲストアクセス機能を拡大した。報道によれば、無償版の提供も計画されているようだ。
Microsoft Teamsは2017年9月にゲストアクセス機能を追加したが、当初は招待できる相手を「Azure Active Directory」アカウントを持つユーザーに限定していた。今回の変更により、Microsoft Teamsユーザーは誰でも招待できるようになり、インスタントメッセージや会議、ファイル共有に組織外のユーザーも参加できるようになった。
2017年には大手であるCisco SparkやSlackの他、Symphony Communications Servicesの「Symphony」、Zohoの「Zoho Connect」、Riva FZCの「Flock」なども外部とのコラボレーション機能を導入した。また、ユーザー間の対話も簡単になっている。例えばSlackによると、同社の有料ユーザーの3分の1以上が組織外パートナーとの共有チャンネルを利用しているという。
調査会社IDCのアナリスト、ウェイン・カーツマン氏は「Microsoftがゲストアクセス機能を追加したのは他社に対抗するためであり、Microsoft Teamsへの注力はさらに一歩前進した」と話す。
企業は社内の生産性をチームコラボレーションアプリケーションで向上させると、今度は社外パートナーとのコミュニケーションも同じアプリケーションで効率化したくなる、とカーツマン氏は話す。
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