米国のBuckman LaboratoriesはMicrosoftのクラウド技術に多額の投資をしている。しかし、同社は、「Skype for Business」のオンプレミスインフラストラクチャを有している。同社は「Office 365」のEnterprises E5プランを利用しており、このプランにはオンプレミスPSTN接続を使用したクラウドPBXライセンスが含まれるからだ。
1800人の従業員を擁するBuckmanはSkype for Businessプラットフォームを世界中のあらゆる拠点に拡大していくと同社の上級コラボレーションシステムエンジニアであるエイミー・マクレンドン氏は言う。しかし、Microsoftは、「Skype for Business Online」を「Microsoft Teams」に置き換える計画を発表した。そのため、Teamsの通話機能の品質およびPSTN接続やハイブリッド環境に対応して動作するか不安だとマクレンドン氏は言う。彼女はMicrosoft Teamsへの移行は「非常に時間がかかる」と思い描いている。
「通話機能がTeamsにおいてどのように扱われるかはまだまだ不透明です」とマクレンドン氏は言う。「Skype for Businessは通話機能のために引き続き利用されると思います。しかし、通信にTeamsを利用する価値がある場合もあるかもしれません」
Microsoftが本当の意味で通話機能をTeamsと連携できるようになるまで、Buckmanは当分、Teamsに移行することはないだろうとマクレンドン氏は言う。
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