モバイル関連の年次イベント「Mobile World Congress 2018」では、さまざまな新製品が発表された。その中から注目すべき製品をピックアップして紹介する。
移動通信の標準化団体GSM Association(GSMA)は、モバイル関連の大規模年次イベント「Mobile World Congress 2018」(MWC 2018)が大成功に終わったと胸を張る。GSMAがスペイン・バルセロナで開催した同イベントには、2400社を超える企業が参加。205カ国から10万7000人が訪れた。
MWC 2018の主なトピックは、第5世代移動通信システム(5G)、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)であり、さまざまな新製品の発表もあった。本稿では、同イベントで発表された以下の製品を紹介する。
種類 | 製品名(丸かっこ内はベンダー) |
---|---|
ノートPC | HUAWEI MateBook X Pro(Huawei Technologies) |
スマートフォン | Galaxy S9+、Galaxy S9(いずれもSamsung Electronics) |
ZenFone 5Z、ZenFone 5、ZenFone 5 Lite(いずれもASUSTeK Computer) | |
Tempo Go(ZTE) | |
microSDメモリーカード | 400GB版SanDisk Extreme microSDXC UHS-I Card(Western Digital) |
ストレージ | Western Digital PC SN720 NVMe SSD、Western Digital PC SN520 NVMe SSD |
Huawei Technologiesは、同社の最新ノートPC「HUAWEI MateBook X Pro」を発表した(画像1)。解像度3K(3000×2000ピクセル)の13.9型ディスプレイを搭載し、狭額縁デザインを特徴とする。ディスプレイの最大輝度は1平方メートル当たり450カンデラ(450ニト)を誇り、色空間規格sRGBの色域を再現できる。重量は1.33キロ、厚さは14.6ミリだ。
内部構造としては、Intelのクアッドコアプロセッサ「Intel Core i5-8250U Processor」または「Intel Core i7-8550U Processor」、NVIDIAのグラフィックチップ「NVIDIA GeForce MX150」(グラフィックメモリ2GB)、57.4ワット時のバッテリーを搭載する。Huaweiによると、1080p規格(解像度1920×1080ピクセル)の動画再生で12時間の連続稼働を実現する。
サウンドの点では、Dolby Laboratoriesのサウンドシステム「Dolby Atmos」を採用し、4基のマイクを内蔵する。
HUAWEI MateBook X Proは、米国では2018年第2四半期にリリース予定だ。ベースモデルは1800ドルで、非常にハイエンドな製品となっている。
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