「Linux」を使う場合、プロセス管理の操作が頻繁に必要になる。効率的な管理に役立つコマンドを紹介する。
「Linux」のターミナル(コマンド実行ツール)をたまに使うとしたら、それはプロセスに関する操作のためだろう。処理能力の配分やジョブ(複数のプロセスをグループ化した処理単位)の追跡を効率化するには、Linuxのプロセス管理コマンドを使う必要がある。
サービス(常駐プロセス)を操作するには「systemctl」というコマンドを使用する。systemctlの実行にはroot権限が必要なので、他のユーザー権限でコマンドを実行可能にするコマンド「sudo」を前に追加し、ターミナルに「sudo systemctl stop sshd」などと入力して実行する(「sshd」はSSHによる暗号化接続を受け付けるサービス)。
systemctlには多数のオプションがある。ただしLinuxをたまに使うだけなら、必要となるオプションはわずかだ。ターミナルに「systemctl list-units -t service」と入力して実行すると、現在実行中のサービスの一覧が表示される。矢印キーを使ってリスト内を移動すれば、操作したいサービスの正確な名称を確認できる。
目的のサービス名を確認したら、一般的なオプションを使ってサービスを管理する。例えばsshdを管理する場合、ターミナルに次のように入力して実行する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
世界中で広く利用されているChromeブラウザは、業務における重要なエンドポイントとなっているため、強固なセキュリティが必要となる。そこでChromeブラウザを起点に、企業が安全にWebへのアクセスポイントを確立する方法を紹介する。
Google Chromeの拡張機能は生産性の向上に不可欠な機能であり、ユーザーが独自にインストールできる一方、IT管理者を悩ませている。ユーザーデータを保護するためにも、効率的な運用・監視が求められるが、どのように実現すればよいのか。
データ活用が企業の命運を握る今日にあって、絶対に避けなければならないのがデータの損失だ。本資料では、ビジネスクリティカルな状況下でデータの保全・保護・復旧を可能にするバックアップソリューションを紹介する。
データのバックアップに求める機能は、企業によってさまざまだ。必要な機能だけを選択して導入することで、無駄なく効率的なデータ保護が可能になる。そこで注目されているのが欲しい機能だけを搭載できるバックアップ/リカバリー製品だ。
データバックアップは、安定した経営を維持し、災害やサイバー攻撃のリスクから業務を守るために不可欠である。とはいえ、自社に最適なバックアップ手法の確立は簡単なことではない。豊富な機能を備えているソリューションに注目したい。
デザイン性も機能性も“インカム越え”? 進化した接客用連絡ツールの特徴は? (2025/4/14)
「PoCをした企業」がほぼ導入するアプリケーション監視の新たな解決策 (2025/4/8)
DX推進に向かうにはまず守りの業務の改善から (2025/3/6)
企業のIDを内外から狙う攻撃が急増 ID漏えいを前提とした対策が必要な時代に (2025/3/3)
カスハラから従業員も映像も守る ボディーカメラはあのカメラとどう違う? (2025/1/24)
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...