クラウドコンピューティングの段階的な導入は、戦略として間違っていないと考えてよいだろう。段階的に導入を進めることで、企業やIT部門のスタッフは、アプリケーションやデータアクセスの変化に対処しやすくなるからだ。ただしネットワークの点から見ると、この移行方法にはコストがかかる。
企業は早い段階から、安価で迅速な導入が可能なVPN(仮想プライベートネットワーク)をIaaS(Infrastructure as a Service)へのアクセスに利用してきた。当時は、オンプレミスのインフラからIaaSへワークロード(システム)を移行させるのに、VPNで十分だった。だが現状は、高速なデータ伝送速度を必要とし、遅延の影響が大きいワークロードをクラウドへ移行する段階にきている企業が少なくない。この段階までくると、標準のVPNでは十分とはいえなくなる。
最適解はどこにあるのだろうか。その答えが、クラウドベンダーが提供する相互接続サービスだ。
相互接続サービスは、データ伝送速度を確保し、遅延を抑えるだけのものではない。それ以外に、現在のネットワーク管理者が直面する、幾つかの問題も解決する。以下、相互接続サービスの3つのメリットを紹介しよう。
超リッチなイーロン・マスク氏の「言論の自由」は、あなたのそれと同じなのか?
Twitter買収の大義名分とされる「言論の自由」。しかし、同じことを語っているつもりでも...
新卒の営業職が仕事をやりたくない時期、最多は「5月」 ―― RevComm調査
新卒営業社員は5月に最初の「壁」を感じるようです。
「メタバース」でどうやってもうけるの? Meta(旧Facebook)が考える収益化への道
Metaの中核をなすメタバースプラットフォームのマネタイズ計画が明確になりつつある。高...