AWS、Google、Azureの自然言語処理APIを比較 長所短所は?開発者が注目するAIテクノロジー

クラウドによってAIテクノロジーが利用しやすくなり、アプリケーションに自然言語処理を組み込もうと考える開発者が増えている。

2019年04月02日 05時00分 公開
[Zachary FlowerTechTarget]
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 より少ないリソースでより多くを実現できるアプリケーションは、市場が変化しても生き残る可能性が高い。開発者がAI(人工知能)に注目しているのはそのためだ。

 音声アシスタントの活用が広がったことで、AIに分類されるサービスの中でも、とりわけ自然言語処理APIや同様のサービスの需要が急速に拡大した。こうした自然言語処理のテクノロジーは何十年にもわたって研究されてきた。今ではそのテクノロジーを応用し、音声やテキストを基に言葉や感情を分析する製品、非構造化データを検索する機能を備える製品、会話の話者の意図を分析する製品など、さまざまな製品が登場している。

 一般的な製品に広く利用できるほど自然言語処理のテクノロジーが手頃な価格になったのは、ごく最近のことだ。本稿執筆時点では、大手クラウドベンダーだけでなく、小規模ベンダーが自然言語処理のテクノロジーを利用したサービスを提供しているケースも目立っている。ベンダー各社は、人間が読み書きに利用する自然なテキストを処理する独自の機能を提供している。

 そこで本稿では、広く利用されている自然言語処理APIとクラウドベースのサービスを紹介し、開発者がそれらをアプリケーションに組み込むための方法を見ていこう。

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