2019年04月03日 05時00分 公開
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デジタル変革に直結するERPの技術動向と導入戦略「ERPはアジャイル開発」が標準に? まだ枯れていない「ERP」のトレンド

ERPシステムは数十年前から存在しているが、技術開発の動向は停滞していない。デジタルトランスフォーメーションに取り組もうとしているなら無視はできないERPシステムのトレンドについて、専門家の予想を紹介する。

[Nicole Laskowski,TechTarget]

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 企業にとって抜本的なビジネスプロセスの変革手段の一つは、ERP(統合業務)システムの導入だ。2019年は小規模ERPベンダーの台頭が予想されており、2層ERP戦略(注1)が着実に進み、企業はERPシステムの実装にもっと敏しょう性を求めるようになるだろう。

※注1:本社で稼働するコアとなるERPシステムの他に、事業部や拠点単位でビジネスニーズに合う別のERPシステムを導入し、コアERPシステムとのデータ連携を図るERPシステムの導入方式。

 この予測は、ERPシステムの導入支援を手掛けるThird Stage Consulting Groupの調査レポート「The 2019 Digital Transformation, HCM, and ERP Report」に基づいたもので、市場分析やエンタープライズプロジェクト分析、ERPシステムのトレンド予測を含んでいる。

 本稿は、Third Stage Consulting GroupのCEO兼共同創設者であるエリック・キンバリング氏が「デジタルトランスフォーメーションに取り組もうとしている全ての経営幹部が知っておくべきだ」と考えている、ERPシステムの動向を詳しく見てみる。キンバリング氏はデジタルトランスフォーメーションを「ビジネスの改善を目的として、新しく革新的な技術で企業を変革すること」と定義している。

ERP市場は停滞していない

 キンバリング氏によると、新興の業務アプリケーションベンダー、特に人的資源管理(HCM)ベンダーのWorkdayと顧客関係管理(CRM)ベンダーのSalesforce.comは、大規模なERPベンダーと競合するための転換点を通過したという。どちらも比較的新しい市場に参入し、業務アプリケーションに取り組んできた。両ベンダーは現在、サードパーティー製品との連携を強化し、例えば財務関連の機能を自社の中核サービスに組み込めるようにして、ERPベンダーとの競争で優位に立とうとしている。

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