ERP製品選びに役立つユースケース9選、何を指標にすればいい?業種や事業規模によって機能はさまざま

ERPシステムを適切に選定するには、組織の規模や事業目標など、さまざまな要素を検討しなければならない。本稿では、検討要素の決定に役立つ9つのユースケースを紹介する。

2018年11月14日 05時00分 公開
[Mary E. ShacklettTechTarget]

関連キーワード

ERP | CRM | クラウドERP | IT資産管理


画像

 ERPシステムを選定する最初の手順は、ERPシステムの導入が必要なのかどうかを判断することだ。企業においてERPシステムの導入が改善策になり得るのは、社内で利用する複数のデータやシステムの仕様に大きな差異がある、部門間のコミュニケーションが欠如している、運用上の非効率性やタイムラグが発生しているなどの問題がある場合だ。

 企業がERPシステムの導入を検討するに当たって精査すべき要素はさまざまだ。ERPシステムの種類は多彩で、詳細にカスタマイズもできる。しかし選択肢に富んでいることが、逆に選択の決定を難しくしている。

 ERPシステムを検討する前に、自社のサービスや製品、ITインフラ、事業目標などを認識しておくことが重要だ。それを踏まえて、ここでは自社の特性に合ったERPシステムの選定に役立つ一般的な9つのユースケースを紹介しよう。

1. 初期コストを心配せずにERPシステムを導入したい小規模企業

会員登録(無料)が必要です

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

新着ホワイトペーパー

事例 AJS株式会社

紙やExcelの運用から脱却し人事評価業務を効率化、事例に学ぶ人事制度の改善術

紙やExcelを用いた人事評価業務では、進捗管理やデータ集計に多大な労力がかかってしまう。そこで本資料では、評価ツールを導入することで、評価に関わるさまざまな作業を効率化することに成功した事例を紹介する。

市場調査・トレンド 株式会社マネーフォワード

「36協定」の締結/更新ガイド:基礎知識から手順、注意点まで社労士が解説

2019年4月から時間外労働の上限規制が労働基準法に規定され、特別条項付きの36協定を締結した場合でも厳守しなければならない、時間外労働の限度が定められた。本資料では、36協定における基礎知識から締結時の注意点まで詳しく解説する。

製品資料 株式会社マネーフォワード

社労士が解説、従業員の離職につながる「6つの原因」と防止メソッド

人手不足が深刻化する近年、新規採用や従業員教育にコストをかける企業が増えているが、その分離職時のダメージも大きく、事業継続に影響が出るリスクもある。そこで、主な離職要因となる6つの問題について、その原因や解決策を解説する。

製品資料 株式会社マネーフォワード

社労士が解説する休日と休暇の基本ルール、よくあるトラブルを未然に防ぐヒント

休日と休暇の管理は労務管理の中でも重要な業務だ。しかし、振替休日と代休の違いを理解していない、有給休暇取得を適切に管理できていないといったケースから、従業員とのトラブルに発展することもある。このような事態を防ぐには?

製品資料 株式会社マネーフォワード

雇用保険法の改正で何がどう変わる? 社労士に聞く実務対応のポイント

2025年4月以降に施行される雇用保険法の改正により、高年齢雇用継続給付や、自己都合離職者への給付制限などが見直され、企業の人事/労務対応が大きく変わろうとしている。改正内容の詳細や実務対応のポイントを、社労士が解説する。

From Informa TechTarget

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。

ITmedia マーケティング新着記事

news014.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news046.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news026.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...