ERP市場は規模が大きく、プラットフォームもしっかりしている。つまり、大半の企業にとって理想的な製品はどこかにある。だが、それを見つけるには慎重な調査が必要だ。
ERPシステムには核となるソフトウェアモジュールが含まれる。これはコンポーネントとも呼ばれ、不可欠なビジネス分野に重点を置く。財務、会計、人事、生産、資源管理、顧客関係管理(CRM)、サプライチェーン管理などがその例だ。
本稿は代表的なクラウドERPの情報をまとめた。下記の10製品について、ERP機能を備えた製品の種類について簡単な寸評を加える。
Epicor Softwareの「Epicor ERP」は、企業規模を問わずあらゆる製造会社を対象にしたシステムだ。オンプレミスまたはクラウドへのインストールが可能だが、Epicor ERPは小規模企業にとってはやや複雑でコストも高くつく可能性がある。
Epicor ERPは統合スイート型ERPとして、プロジェクト管理、在庫、グローバルビジネス管理などに対処する手段を提供する。
Epicor ERPは必要なモジュールのみを購入することも可能だ。全モジュールを購入しなくてもシステムを利用できる。
Epicor ERPは1つの地域で操業する企業に導入できる。2層ERP戦略(注1)を実施している多国籍企業でも利用は可能だ。つまり、財務のような一般的で中核を成すプロセスには1つ目のERPを企業レベルで使用し、部門や子会社といった規模が小さい場所には2つ目のERPで特定のニーズに対処する戦略を採用できる。
※注1:本社で稼働するコアとなるERPの他に、事業部や拠点単位でビジネスニーズに合う別のERPを導入し、コアERPとのデータ連携を図るERPの導入方式。
中小企業のDX支援へ「HubSpot CRM」と「Eight 企業向けプレミアム」が機能連携
名刺情報をコンタクト情報と同期させることでユーザー企業は社員が個別に蓄積してきた名...
「E-Waste」最新事情 国民一人当たりで最も多くの電子廃棄物を排出しているのは?
マーケターの頭の片隅を刺激するトピックをインフォグラフィックスで紹介。
「不祥事によって購入・利用意向が下がる」 回答者の6割以上――ネオマーケティング調査
20〜69歳の男女1000人に聞いた、広報のリスク管理に関する調査の結果です。