今のサーバを5年以上使い続けるには? 耐用年数を延ばす3つのテクニックネットワーク、ソフトウェアの観点も紹介

IT管理者はサーバのCPUやメインメモリ、ネットワークハードウェアをアップグレードすることで、サーバの円滑な運用を維持し、リソースを最大限に活用できる。

2019年04月05日 05時00分 公開
[Alastair CookeTechTarget]
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 企業がデータセンターで使用するサーバの耐用年数は、3〜5年といわれている。その耐用年数を超えてサーバを保護するために役立つ、メンテナンスのヒントが幾つか存在する。メインメモリやネットワークカードを新しくしたり、ソフトウェアを最新状態に保ったりすることがその例だ。

 物理的に清潔さを保つこともサーバメンテナンスの重要な側面となる。適切にメンテナンスしている大規模データセンターは、清潔さの点では問題にならないだろう。だが規模の小さいデータセンターには、ほこりの塊がたくさんある。ほこりがどれだけたまっているのか知るすべはない。

 1、2年ごとにサーバを徹底的に掃除することが大切だ。サーバの電源を落とし、エアダスターでほこりを吹き飛ばしてきれいにする。掃除機を使って定期的に掃除することも大切だ。空調設備のフィルターに汚れがないことも確認しておきたい。想定外のダウンタイムよりも予防策に時間をかける方が、はるかに適切だ。

 本稿では、サーバの耐用年数を可能な限り延ばすためのテクニックを紹介する。紹介するのは、以下の3つだ。

  • 耐用年数途中でのアップグレード
  • ネットワークのアップグレード
  • ソフトウェアのアップデート

 この3つのテクニックについて、詳しく説明しよう。

テクニック1.耐用年数途中でのアップグレード

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