プライベートクラウドを自前で構築する際、ベンダーごとの特性を把握しておけば、どのような製品が自社に適しているかを判断できるだろう。主要な3ベンダーに絞り、選定のポイントを紹介する。
前編「『プライベートクラウド』の構築方法を正しく選ぶ4つの評価ポイント」では、プライベートクラウドを構築する主要な2つの方法と、運用する際に注意すべきポイントを説明した。
プライベートクラウドが必要な理由とその機能を明確にしたら、ベンダーを評価する。自社が求めるプライベートクラウドの要件に適合するベンダーを選択することが重要だ。さまざまなベンダーを比較する際には、各社の価格構成と利用可能なサポートサービスに注目する。これらの要素を調査することで、自社のITインフラ運用にメリットとなるプライベートクラウドを選択できる。
Dell TechnologiesやHewlett Packard Enterprise(以下、HPE)、VMware、Nutanix、Red Hatなどがベンダーの選択肢になるだろう。各ベンダーの主要なプライベートクラウド構築支援製品のメリットと、選定時の注意点を紹介する。
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