日々のIT運用を最適化する大きな可能性を秘めているという「AIOps」。人事・給与アウトソーシング企業のPaychexは、AIOpsでどのような成果を得たのか。
一見すると「AIOps」はITの流行語のように見える。だがIT運用に人工知能(AI)技術を活用する企業にとっては、AIOpsのメリットと課題は非常に現実的だ。
AIOpsとは、機械学習などのAI技術やビッグデータを使用し、インシデントに対処したり根本原因を解析したりして、IT運用の一般的な仕事の効率を上げることだ。まだAIOpsは誕生して間もない。だが企業はAIOpsに関心を向けている。
調査会社451 Researchのカール・ブルックス氏は「AIOpsは、運用の管理と導入の効率をさらに高めることができる唯一の方法だ」と語る。AIOpsのことを「DevOps(開発と運用の融合)をはじめとする自動化に大きな重点を置いたIT手法を導入した後の、理にかなった次の一手」だと感じている企業もある。
「当社にとって、AIOpsはアジャイル、DevOps、継続的インテグレーション/継続的デリバリー(CD/CI)に転換する延長線のようなものだ。これら全ての要素を通じて自動化されたインフラを用意できるようになり、AIOpsが可能になる」。人事・給与のアウトソーシングサービスを手掛けるPaychexで、インフラおよびアーキテクチャ部門のシニアディレクターを務めるデビッド・ウィルソン氏はこう述べる。
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