VMware、Citrixが採用するAI技術 VDI管理は“AIOps”でどこまで変わる?分析やセキュリティ対策に貢献

AI技術を用いたツールを使えば、IT担当者はVDIの管理を効率化できる。こうしたVDI管理ツールには、リソース要件を正確に見積もる機能や、問題の根本原因を分析する機能が備わっている。

2018年11月12日 05時00分 公開
[Robert SheldonTechTarget]
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 IT運用にAI(人工知能)技術や機械学習を活用する動きが広がる中で、これらの技術がVDI(仮想デスクトップインフラ)にも導入され始めているのは当然のことだ。

 AI(人工知能)技術や機械学習により、IT担当者はセキュリティ対策やリソースの有効利用、キャパシティープランニング、ストレージ管理など、VDIに関連するさまざまな運用を改善できる。大規模あるいは複雑な環境ではなおのことそうだ。企業がVDIの管理にAI技術を用いることが定着するまでには、まだ時間がかかるだろう。とはいえVDIベンダーは、AI技術や機械学習の機能をソフトウェアに取り入れ、企業が運用できるようにしている。

 AI技術および機械学習の活用が本格化することで、VDIの管理は近い将来大きな変革を遂げる可能性がある。

AI技術でIT運用を変えるAIOps

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