2019年11月01日 05時00分 公開
特集/連載

S/4HANAが自動化機能を強化「SAP S/4HANA Cloud 1908」の新機能 RPAと組み込み分析機能とは?

2019年8月に発表されたSAPの「SAP S/4HANA Cloud 1908」にはRPA機能と組み込み分析機能が新たに加わった。これらの機能はビジネスプロセスの自動化を進めるが、こうした新機能を「飾り物」と呼ぶアナリストもいる。

[Jim O'Donnell,TechTarget]

関連キーワード

SAP | ERP | 業務プロセス | SAP HANA


画像

 SAPが2019年8月に発表した、統合業務(ERP)パッケージ「SAP S/4HANA」のクラウドサービス版「SAP S/4HANA Cloud」のバージョン1908には、新たにロボティックプロセスオートメーション(RPA)機能と組み込み分析機能が加わった。この2つの機能を使うことで、ユーザー企業はビジネスプロセスを容易に自動化できるようになる。

 システムが自動で問題を特定し、エンドユーザーに解決策を提案できるようになる――。そうした期待を語るのは、SAPで製品管理部門の責任者を務めるスベン・デネケン氏だ。「S/4HANA Cloudでは金融業界や製造業界での成長を重視している」とデネケン氏は説明する。「クラウドでのワークロード(アプリケーション)の運用を希望する製造企業が増えている。S/4HANA Cloudはそうした取り組みを可能にする」(同氏)

 「これらのRPAと組み込み分析機能は、基本的には飾り物だ」。ERPコンサルティング会社Enterprise Applications Consultingの社長でアナリストのジョッシュ・グリーンバウム氏は、こう話す。グリーンバウム氏はSAPがS/4HANA Cloudを、各業界向けに特化した機能を持つクラウドサービスにする必要があると指摘する。

S/4HANA CloudのインテリジェントRPAとは

ITmedia マーケティング新着記事

news127.jpg

新型コロナウイルス感染拡大で飲食業経営者の6割が「このままでは事業継続困難」と回答――ショーケース調査
首都圏を中心とした飲食業界経営者に対して2020年3月26〜30日に実施した緊急アンケート調...

news111.jpg

マーケターの5割が自分の仕事の自動化に不安――ベーシック調査
マーケターのキャリアに関する調査結果です。

news150.jpg

SNSマーケティング予算は前年比で増加傾向、注力するのは「Instagram」と「Twitter」――ガイアックス調査
ガイアックスの運営するSNSマーケティングメディア「ソーシャルメディアラボ」が150社を...