ブロックチェーンの特徴「デジタル署名されたトランザクションの不変性」を食品トレーサビリティに利用しようと考える食品製造会社の事例が増えつつある。
調査諮問会社Information Services Group(ISG)でディレクターを務めるアレックス・ポール・マンダース氏によると、ブロックチェーンを使ったフードサプライチェーン(生産者から消費者へと食品を届けるための一連の流れ)に参加する組織は、積極的に協力してデータ構造、ビジネスプロセス、連携手法を定義/設計しているという。サプライチェーン加入ベンダーは現在、分散台帳アプリケーションに記録されるデータを評価しているという。特筆すべきユースケースに「トラック&トレース」の用途がある。食品安全性に問題が発生した場合、リコールに必要な情報を得るために、製品の追跡と所在確認を可能にするトラック&トレースシステムが必要になる。
ブロックチェーンを使ったフードサプライチェーンのユースケースでは、食品のまとまり(バッチ)ごとに一意のデジタル署名を作成している。そうした食品のまとまりに関するデータは、RFID(無線ICタグ)、GPS(全地球測位システム)、IoT(モノのインターネット)、などを通じて収集される。
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