“ブロックチェーン”は万能薬ではない、IoTでの使用が適さない理由とは“IoT×ブロックチェーン”を考える(1/2 ページ)

IoTでブロックチェーンの使用を提案する出版物や記事も少なくない。しかし、必ずしも使うのが良いというわけではない。本稿ではその理由を紹介する。

2017年02月07日 15時00分 公開
[Shanmugasundaram M.TechTarget]
ブロックチェーンがIoTに与える影響とは

 現在、注目を集めている他の新しいテクノロジーと同様、ブロックチェーンにも誇大広告が付いて回っている。ブロックチェーンは、金融取引や契約などにとって革命的なテクノロジーで、IoT(モノのインターネット)でブロックチェーンの使用を提案している出版物や記事も少なくない。

 ブロックチェーン技術は安全な分散型台帳で、トランザクションを監視して保存するものだが、それ以上のことはしない。大抵のトランザクションは一意でなければならない。トランザクションが一意でなければならない場合に、ブロックチェーンを使用するとトランザクションの一意性を確保できる。各種トランザクションが発生する金融業界にブロックチェーンが特に適している理由は、ここにある。少なくとも理論的には、ブロックチェーンは改ざん可能だが、現在の技術では改ざんは事実上不可能だ。

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news164.jpg

Apple Vision Proをいち早くマーケティングに活用したコスメブランド「E.l.f.」がやったこと
化粧品ブランドのE.l.f. Cosmeticsが、複合現実型ヘッドセット「Apple Vision Pro」のマ...

news025.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2024年3月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

news175.png

AI同士が議論して商品開発のアイデア出し 博報堂が「マルチエージェント ブレストAI」の業務活用を開始
専門知識を持ったAI同士が協調して意思決定と企画生成を行う仕組みを活用。最適な結論や...