「ユニファイドコミュニケーション」(UC)にとって、2019年は変革の年だった。UC市場の主要なベンダーが製品の発売とパートナーシップを通じて「将来の製品の方向性と開発方針は『クラウドファースト』(システムを構築する際にクラウドの利用を優先すること)だ」といった明確なメッセージを発したことにより、クラウドへの移行が加速した。
新興ベンダーであるSlack TechnologiesとZoom Video Communicationsは株式公開企業となり、力強い成長を達成した。一方でUC製品の改善対象はユーザーエクスペリエンス(UX:ユーザー経験価値)が中心となり、そのために人工知能(AI)技術を利用するようになった。
このような変化は2020年も続くのだろうか。あるいは新たな混乱が始まるのだろうか。2020年のUC市場に影響を与える動向を探る。
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