「Xen」と「KVM」 2大ハイパーバイザーのどちらを選ぶべきなのか?長年の議論に終止符は打たれるか

「Xen」か「KVM」かという論議は、どちらを主要ハイパーバイザーにするかという選択を管理者に迫る。それぞれどのような特徴があるのか。

2020年04月21日 08時30分 公開
[Paul FerrillTechTarget]

関連キーワード

Xen | 仮想マシン(VM) | Linux


 長年にわたってオープンソースの仮想化分野では、ハイパーバイザーといえば「Xen」か「KVM」かという議論がなされてきた。Xenの概念はケンブリッジ大学(University of Cambridge)が最初に打ち出した。2013年からはLinux FoundationがXenのプロジェクトを統括するようになり、責任を持って開発を主導している。

 Citrix SystemsとOracleはいずれも、仮想化製品の基盤要素としてXenを採用した。CitrixはXenをベースにしたサーバ仮想化製品「XenServer」の他、「XenApp」「XenDesktop」など同社の仮想化製品にXenの名称を採用してきた。最近、同社はハイパーバイザーの名称を「Citrix Hypervisor」に変更し、オープンソースのXenと区別している。

KVMとXenの大きな違い

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...