2020年05月29日 05時00分 公開
特集/連載

コロナ禍で「AIをサプライチェーンに使う」企業が急増か?必要だからこそ自動化技術に取り組む好機

新型コロナウイルス感染症の世界的流行に直面し、市場は混乱している。サプライチェーンの管理を安定させ、少しでも正確な予測を立てるためには人工知能(AI)技術が役に立つ可能性がある。それはなぜか。

[Mark Labbe,TechTarget]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(感染症の世界的な流行)が発生し、企業は制御できない予測不能な変化に対処しなければならなくなった。市場で生き残るためには、機械学習をはじめとする人工知能(AI)技術を活用したデータ分析ツールを使って、変化に追い付き適応する必要がある。

 ほとんど全ての業種が新型コロナウイルス感染症による影響を受けたが、製造業のサプライチェーンを抱える業種が特に大きな被害を受けた。製造業者が工場を閉鎖し、小売業者も店を閉じたからだ。サプライチェーン予測のためのAI技術は、刻々と変化する状況に迅速に適応し、パンデミックを乗り切るのに役立つ可能性がある。

 「サプライチェーン向けのAI技術によって、新しいデータに素早く適応できる」。そう語るのは、FICO(Fair Isaac)の意思決定管理ゼネラルマネジャーであるビル・ウェイド氏だ。同社はクレジットスコア(信用偏差値)でよく知られるデータ分析会社である。

サプライチェーンにAI技術を組み込むメリット

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