2020年05月29日 05時00分 公開
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5Gの「バックホール」とは? 速度が理論値並みか「4G」程度かを分ける要素「無線LAN」の進化に学ぶ

「5G」のメリットを引き出せるかどうかを左右する重要な要素が「バックホール」だ。そもそも5Gのバックホールとは何なのか。

[Lee Badman,TechTarget]

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IEEE | ネットワーク | 無線LAN


 「5G」(第5世代移動通信システム)の登場と無線LANの進化に伴い、通信網を中継する「バックホール」が注目の的になっている。バックホールとは電波を送受信する基地局と基幹通信網を接続するネットワークだと考えればよい。

 過去を振り返ってみると、バックホールが注目を集めることは多くなかった。5Gや「IEEE 802.11ax」(Wi-Fi Allianceによる名称は「Wi-Fi 6」)など新世代の無線LAN規格が状況を変化させた。5Gや無線LANのメリットを引き出すネットワークとして、バックホールが脚光を浴びている。

無線LANのバックホールとは

 無線LANは、無線LANアクセスポイント(AP)を設置し、イーサネットスイッチ(以下、スイッチ)にAPを接続する構成が一般的だ。スイッチはAPと基幹通信網がトラフィックを送受信する上での中継点となる。

 こうした構成で無線LANを使用する場合、過去にはスイッチ側のデータ伝送速度が必要以上の性能であることが珍しくなかった。無線LANが高速化してきたことで状況は変わっている。IEEE 802.11axやその前の世代の規格「IEEE 902.11ac」は、理論的には1Gbps以上のデータ伝送速度を実現できる。これに応じてスイッチ側の技術も開発されてきた。例えば「マルチギガビット」(mGig)と呼ばれる2.5Gbps、5Gbps、10Gbpsなどのデータ伝送速度をイーサネットで実現する技術がある。

 こうした動きは無線LANのネットワークに大きな進化をもたらした。これと同様に、5G分野でも通信を中継するネットワークの技術進化が起こる可能性が高い。

5Gのバックホールとは

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