Microsoft純正、Wordの文字起こし機能「Transcribe」はどこまで使える?Microsoft 365ユーザーなら無料で使える

「Microsoft Word」の文字起こし機能「Transcribe」は、音声ファイルを文字に書き起こすプロセスの合理化を図る。文字起こしに苦労している人にとっての“救世主”となるのか。

2020年10月18日 08時30分 公開
[Mike GleasonTechTarget]

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Word | Microsoft(マイクロソフト)


 Microsoftがワープロソフトウェア「Microsoft Word」の文字起こしツールを立ち上げた。一部の企業にとってはサードパーティーによる文字起こしツールやサービスの代替になる可能性がある。

 「Transcribe」というWordの文字起こし機能は、2020年8月に提供が開始された。エンドユーザーが、Wordの機能をWebブラウザで利用できる「Word for web」(Web用Word)に音声ファイルをアップロードすると、会議やインタビュー中の会話の文字起こしができる。別々の話し手をそれぞれ識別することも可能だ。

 Transcribeは、録音内容の検索可能なバージョンを必要とする学生や記者、オフィスワーカーにとっては魅力的なはずだとアナリストは指摘する。この機能はOtter.aiの「Otter」のようなサードパーティー製文字起こしツールと競合する。

Transcribeは文字起こしに悩む人の“救世主”か?

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