「Microsoft Word」の文字起こし機能「Transcribe」は、音声ファイルを文字に書き起こすプロセスの合理化を図る。文字起こしに苦労している人にとっての“救世主”となるのか。
Microsoftがワープロソフトウェア「Microsoft Word」の文字起こしツールを立ち上げた。一部の企業にとってはサードパーティーによる文字起こしツールやサービスの代替になる可能性がある。
「Transcribe」というWordの文字起こし機能は、2020年8月に提供が開始された。エンドユーザーが、Wordの機能をWebブラウザで利用できる「Word for web」(Web用Word)に音声ファイルをアップロードすると、会議やインタビュー中の会話の文字起こしができる。別々の話し手をそれぞれ識別することも可能だ。
Transcribeは、録音内容の検索可能なバージョンを必要とする学生や記者、オフィスワーカーにとっては魅力的なはずだとアナリストは指摘する。この機能はOtter.aiの「Otter」のようなサードパーティー製文字起こしツールと競合する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
AIの進化が加速する「プラットフォームビジネス」とは?
マーケットプレイス構築を支援するMiraklが日本で初のイベントを開催し、新たな成長戦略...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2024年12月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
2024年の消費者購買行動変化 「日本酒」に注目してみると……
2023年と比較して2024年の消費者の購買行動にはどのような変化があったのか。カタリナマ...