2020年11月24日 08時00分 公開
特集/連載

最新のテープ技術がもたらす5大メリットだからテープはなくならない

バックアップ、リカバリー、長期的なウォームアーカイブ、コンプライアンス、WORMといった用途やデータを保護する「エアギャップ」など、テープがもたらすメリットを解説する。

[Stephen Pritchard,Computer Weekly]
iStock.com/Mathisa_s

 テープはIT業界で最も長寿の磁気媒体で、HDDやSSDをしのぐメリットが多数ある。メリットには容量やコストが含まれる。テープシステムを導入すれば、安価に運用できて拡張もしやすい。テープはファイルシステムと直接連携させてNASと同じくらい簡単に利用できる。テープは極めて確実な媒体だ。業界専門家によると、HDDよりも安定性は高い。

 テープの容量は増大しているものの、依然として速度は遅い。100TBのアーカイブでさえ、手作業のプロセスや機械式のテープライブラリを必要とする。テープのメリットを最大限に活用するためには、確実なバックアップとアーカイブの手順を必要とする。

 テープには、面密度のおかげでストレージ密度を大幅に高めることができるというメリットもある。テープシステムはHDDよりも媒体の表面に保存されるデータが少ない。

 テープの場合、1平方インチ当たりに保存されるデータはHDDの10分の1程度。そのためテープメーカーは、ドライブやカートリッジの物理的な寸法を変更することなくストレージ容量を継続的に増やすことができる。

 テープは速度も高速化している。LTO-8は非圧縮時毎秒360MB(MBps)、圧縮時750MBpsのデータ転送速度を実現する。この速度であれば、ビジネスインテリジェンスや分析のためにアーカイブされたデータをテープから読み込むには十分であり、バックアップやリカバリー時間も短縮できる。

 テープには依然として手動または機械的なワークフローに依存しているという欠点があり、HDDに比べて復旧に長時間を要する可能性がある他、メディアを慎重に管理する必要もある。

テープの5大用途




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